スーパーヒーローで熱いなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスーパーヒーローで熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月27日の時点で一番のスーパーヒーローで熱いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.4 1 スーパーヒーローで熱いなアニメランキング1位
パンチライン(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (442)
1985人が棚に入れました
「パンツを見たら人類滅亡!?」
とある事件をキッカケに幽体離脱してしまった高校生の伊里達遊太。
自分が住んでいるアパート、古来館で目覚めた遊太は、
突如現れた猫の幽霊、チラ之助から「肉体を取り戻したかったら、
古来館のどこかにある聖典を見つけるのら~」と告げられる。
かくして館内の捜索を始める遊太だったが、
そこで住人である女子のおパンツ様を目撃した瞬間、地球にトンデモナイ災いが…!!
遊太は特殊な霊力を使って住人達の暮らしに干渉。
ときに秘められた謎を解き明かしていったりしながら、人類滅亡の運命に立ち向かっていくことになる。
はたして彼らは最高にハッピーでピースフルな未来を迎えることができるのだろうか!?

声優・キャラクター
井上麻里奈、雨宮天、寿美菜子、釘宮理恵、戸松遥、吉田有里
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

フジテレビの良心ともいえる教育的パンチラアニメ。テレ東とは違うのだよ、テレ東とはw。

2015年放送のオリジナルテレビアニメ 全12話 ノイタミナ枠

監督 上村泰 脚本 打越鋼太郎 キャラデザ 岩崎将大 音楽 小室哲哉
制作 MAPPA

原作の打越鋼太郎がゲーム企画していたものをテレビアニメと同時制作。
キャッチコピーは「パンツを見たら人類滅亡!?」

「パンチライン」とはコメディのオチを指す言葉で「パンチラ」とかけたもの。

ゲーム企画らしく、セーブポイントへの巻き戻しという発想で出来た作品でして、
ゲーム作家の得意な分野の作品です。

「ひぐらしのなく頃に」「魔法少女まどか☆マギカ」「シュタインズ・ゲート」「シャーロット」「REゼロから始める異世界生活」
などと同様の発想の作品です。

伊里達遊太 CV井上麻里奈
成木野みかたん CV雨宮天
曳尾谷愛 CV寿美菜子
台初明香 CV釘宮理恵
秩父ラブラ CV戸松遥

以上5人で「パンチラレンジャー」かな

まあ、90年代以降の主要アニメの要素を全部ぶっ込んだような、
ごった煮スラップスティックエロSFコメディアパート住人ものアニメです。
声優に関しても、なんでこんな取り合わせ?と思いましたが、
役柄にあった良く考えた人選だと思いました。

小惑星激突による人類滅亡を回避するために主人公遊太が戦う。
というのが根幹ですが、あまりにもアイディアを詰め込み過ぎて、
伏線と伏線が絡み合い、キャラの会話がかみ合っていないように見えたりして、
物語と言うよりパズルのような様相を呈しています。

ただ、最初からアニメ用として練られた物語と言うことでは、
上記過去作品では「まどマギ」に近く、理想的な構成で破綻無くラストへ向かって突き進みます。

これ、当時は数話観て意味が分からず切ったんですが一気見なら問題なく楽しめますよ。
某5chではワーストアニメ扱いですが、どこがワーストなのか理解に苦しみます。

主人公はアニメとしては非常に珍しい{netabare}女の漢{/netabare}です。

不遇な小室哲哉氏の抜擢など、フジテレビの良心と言ってもいいような良作でした。

目玉となるパンチラですが、エロと言うよりはコメディタッチに統一されて、
女性が見ても楽しめそうな図柄で、流石は女性向けとして始まったノイタミナ枠だと感心しました。
ラストシーンのとあるパンチラなど女性が見てもグッとくるような物語性を感じました。(たぶん)
その子のファッションが最高に可愛いですしね。

バトルなども必要性が感じられ、無駄な部分の非常に少ない作品でした。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 31
ネタバレ

karinchaco さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

面白くないと思っても6話まで見ることをお薦めします。そこから切るかどうか決めてください。

ノイタミナ枠のオリジナルアニメ。

脚本の打越鋼太郎がもともとゲーム用として企画していたものみたいですね。打越鋼太郎といえば「EVER17」などのゲームなどで一世を風靡した脚本家。私の中での期待値はとても高かったのですが。

無事最終話まで完走しました。
細かいあらすじ等は、どこかで確認してください。

まず、まだ見ていない人向けの感想を。
お気楽なネーミングと、かわいいキャラデザ。そして、なんとなくハーレムっぽい設定と最近のアニメにありがちな雰囲気を醸し出しています。
しかし、この作品の面白さを伝えようとすると確実にネタバレになってしまいます。なのでこの作品に興味があってみるつもりなら、あにこれをそっと閉じて本編を再生させましょう。
確実に言えることが、あるとすればいろんなものが裏切られます。これは、いい意味でも、悪い意味でも

ここからが、見た人向けの感想になります。
{netabare}6話終了時に感想(下のほうに残してあります)を殴り書きしたテンションは最終話まで持ちませんでした。10話あたりをピークに徐々にクールダウンをしたというかなんというか…。面白かったんですけど、息切れ感が半端ない感じでした。
その最大の要因がチラ之介の扱いだったと思うんですよね。チラ之介は勇太にとっての道先案内人であると同時に我々視聴者にとってもストーリーを案内してくれる役目を追っていたのですが、チラ之介の存在する意味が最後までしっくり来ませんでした。
特に、チラ之介の口癖「パッピーでピースフルな未来」は勇太や古来館のみんな、そして人類のモノであってチラ之介のモノではないと感じたんですよね。チラ之介のアドバイスの基準も良くわからなかったし…。
ラストカットに出てきたチラ之介の未来のためという理由付けはわからなくはないのですが、ではなぜ幽体となって過去に遡っているのか明かされていない謎が少し多すぎと思います。

ループモノとしては、先ほど上げたチラ之介の件と、あの現象を繰り返さなければならなくなったキッカケが明かされていないので満点は上げれませんねせいぜいギリギリ可という評価でしょうか。それでも、「われめて」よりはましだったと思います。
あと、シュタゲのすごさが改めて浮き彫りになったと思いますw

ただ、全体と通してのストーリーはとても起伏に富んでいて面白かったです。特に6話以降の勇太2周目は伏線を丁寧に回収しながら、勇太独自の奮闘も伝わってきてとても面白かったです。伏線の明かし方はさすがの打越クオリティだと思います。

劇伴は小室哲哉さんが担当。台詞のないシーン(特に大晦日だよめかえもんのシーン)での古来館のみんなの楽しそうな画をバックに流れるTKサウンドはTK全盛期を経験している私にとってはドンピシャの感動ものでした。
劇中歌も非常に凝っていて、こういうアニメ業界以外のクリエイターを起用する姿勢はさすがノイタミナ枠だと感心します。{/netabare}

私としては、なんだかんだ言って大変面白かったと思います。ただ、おすすめは?と聞かれて積極的に出すタイトルではないですね。ただ、この手{netabare}タイムリープもの{/netabare}のタイトルが好きだと公言している人には一回見てみることをお薦めします。


以降6話まで見た感想です。
{netabare}2~5話まで、個別の内容はわかるのですが俯瞰で見たときの話しのつながりがあまりよくわからなくて微妙に感じていた部分も少なくなかったのですが・・・。
「みかたん」役の雨宮天さんが6話までは見たほうがよいといっていたという風のうわさを頼りに6話までみました。
―以降重大なネタバレを含みます―
{netabare}さすが、打越シナリオですね。みやけんの声がまんま井上麻里奈さんで勇太のまんまやんと思っていたのですが、まさか霊体に隕石阻止の失敗例を見せることで惨劇を回避しようとしているとは。なにはともあれ、私の予感通りタイムリープものでした。タイムリープものが大好物な私得な展開です。
通りで俯瞰で見ても上手く話しがつながらないわけですよね。5話までも小さな伏線はちょっとずつ回収してきた印象はありますが、来週からが本番ですね。
{/netabare}

最後に、シナリオをうまくまとめつつ、どれだけ終盤に向けて盛り上げていくのか今から楽しみです。
期待値が上がりすぎて今から心配です。{/netabare}

投稿 : 2025/02/22
♥ : 23

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

パンツは地球を救う?

バスジャックに遭遇した伊里達遊太。
正義の味方であるストレンジジュースの下着を目撃する事によって幽体離脱してしまう。
目覚めた遊太の前にチラ之助と名乗る猫が現れて、遊太は地球を救う為に行動する事となった。

物語に関する事を書くとネタバレになりそうになるので迂闊には書けないなぁ。
とりあえず、6話ぐらいまでが話の伏線でしょうか。
視聴する人には途中まで我慢して見てもらいたいです。

タイトルにもなっているようにパンチラというかパンモロのシーンが多いです。
遊太はパンツを見る事によってパワーアップする事ができますが、あまりにも興奮し過ぎると地球が滅亡。
丁度良いパンチラも難しいですね。

始めは、ただのHシーン満載のお色気作品と思うかもしれません。
たしかにパンチラシーンは多いです。
しかし、それは物語を進めていく上での必須事項。
視聴する際には、この点を気をつけないといけないです。

登場人物の名前の付け方には、よく考えたなぁと感心してしまいます。
伊里達遊太(いりだつ ゆうた)……幽体離脱(遊太 伊里達)←名前と苗字を入れ替える
成木野みかたん(なるぎの みかたん)……正義の味方{成木野は読み方を変える}
曳尾谷愛(ひきおたに いと)……ヒッキー、オタ、ニート
台初明香(だいはつ めいか)……大発明家
秩父ラブラ(ちちぶ らぶら)……乳ブラブラ
古来館の住人達はキャラも個性的ですが名前の印象も強いです。
古来館は「こら、イカン。」を元にしたのかな。

地球の命運はパンツにかかっているとバカバカしく思えますが、これはシリアスなシーンを暗くさせない為の作り手側の配慮でしょうか。
軽い気持ちで数話見ようと考えると視聴断念する可能性が高いので、視聴すると決めたら一気観して下さい。
全話視聴して「騙された。」と言われても責任は持てません^^;
あくまで自己責任でお願いします。(無責任ですいませんm(_ _)m)
さあ視聴してハッピーでピースフルな世界へ旅立ちましょう。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 33

68.5 2 スーパーヒーローで熱いなアニメランキング2位
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 4.0 (180)
933人が棚に入れました
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載、監督:髙橋渉、脚本:中島かずき、矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、、、

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しんちゃん×グレンラガンのアバンが熱い

{netabare}カンタム「超超超超超カンタムロボ参上!」
    「超超超超超カンタムドーーリル」
ジョン 「ドリルが尖ってない!?(CV檜山修之)」
カンタム「今の掘削ドリルはこうなのさ!」

からの板野サーカス!

オタク的には最高の掴みでしょ!!
その後のお話でもカンタムが関わってくれたら最高だったれど、それは欲張り過ぎか…

強くて、家事も仕事も出来るロボとーちゃんの生身にはなれない辛さ。自分がコピーであると知れたときのやりきれない想い。
そんなロボとーちゃんの心情を考えるとやりきれないよ。

コピーとわかった後で「どっちも父ちゃんだぞ」って言ってくれるしんのすけ。
ロボとーちゃん的には、嬉しいような、いっそ選ばないでいてくれば踏ん切りがついたような感じがした。
一方しんのすけは、本当にロボとーちゃんを一人の父親として見ていたから別れるなんて在り得ない訳で…{/netabare}

家族でもちょっとずつロボとーちゃんへの想いが違うのは当たり前だけど切ないね。
そして、そんな当たり前のことが伝わるように出来ているこの作品は凄いなと思う。

近年のクレヨンしんちゃん映画の中でもダントツに好きなタイトルになった。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 6

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画館で泣いてしまいました。

ここ10年、クレヨンしんちゃんはパッとする作品がありませんでした(3分ポッキリ以降)。その10年の中で一番面白い作品と言えば私の中では花嫁だったのですが、今作でそれは塗り替えられました。これは長い目で見ても、オトナや戦国に劣らない名作です。脚本はグレンラガンで有名な中島かずきさんということで、元より期待をしていたのですが、見事その期待に応えてくれた作品です。

最近のクレしん映画は「子どもしか楽しめない」作品が多かったのですが、これは昔のクレしんらしく「大人も子どもも楽しめる」作品に仕上がっています。とにかく作りが巧かったですね。ロボットという要素で子どもたちは楽しめるし、ストーリーは結構大人向けになっているので、物語で大人も楽しめるし、尚且つ久しぶりに「クレヨンしんちゃんらしい」映画を見た気がします。そうです、クレヨンしんちゃんはやっぱり大人が見ても笑えるギャグアニメじゃないと。今作はひろしがロボットということで、非常にギャグがシュールに仕上がっており、結構レベルが高いです。

名探偵コナンを見ている人なら分かると思いますが、今作のひろしはコナンでいうところの「水平線上の陰謀のおっちゃん」です。つまり、ひろしがとてもカッコいいです。クレしんの中ではひろしが好きだという人は、きっとのめり込むことの出来る作品です。私はひろしが主人公の映画が見たいなーと思っていたので、この作品はまさにそういう人のために造られた作品だと思います。

ラストは大体予想はついていましたが、分かっていても涙をこらえられませんでした。中島さんならではのラストシーンだったと思います。余韻がもう半端じゃない・・・・。今作については、クレヨンしんちゃんに興味が無くても、見に行く価値は十分にある作品です。グレンラガンが好きな人や、「男の生き様」を見たいという人に特におすすめしたい作品です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 4
ネタバレ

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

勝負の行方は…

去年話題になったクレヨンしんちゃんの映画
感動できる作品でかつ考えさせられる作品

ノリはいつも通りのクレしん
映画で恒例の面白作画は健在
スタッフは気合入ってる
ただ悪乗りも健在でそこは賛否両論かもしれない
{netabare}個人的には五木ひろしのくだりはいらなかった
その前と後がいいところだっただけに良くも悪くも浮いてしまっていた{/netabare}

前半はヘンダーランドのようなワクワク感、後半は戦国のようにホロリと泣ける
クレしん映画が好きな人はもちろん、それ以外の人にもお勧め

投稿 : 2025/02/22
♥ : 0
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